貧乏人のBMWモーターサイクル

貧乏人がBMWのバイクでツーリング行ったりするブログ

二年目のR1250RSの維持費とか、いろいろ

 R1250RSの納車から二年が経ってしまった。

正確には二年半くらい経とうとしてるんだけど、ブログに書くべき内容が特に思いつかなくて、長いこと放置してしまっていた。文章というものは気がのらないとなかなか書くことに取り掛かることすら難しい……。

言い訳はさておいて、二年目のR1250RSの収支報告である。

昨年、こんな記事を書いた。

takayame.hatenablog.com

昨年と同じく、本記事に記載する「維持費」とは以下のとおりとする。

  • 点検費用(消耗品交換を含む)
  • タイヤ
  • オイル
  • 修理費
  • 税金

ガソリン代やツーリングにかかった費用は除外する。

ちなみに、記事執筆時点での走行距離は23,682km。今冬は非常に厳冬で、どこも凍ってしまっていたため、冬期に入ってからの走行距離があまり伸びなかった。

 

もくじ

 

点検費用

二年目に行った点検は、ディーラーによる定期点検だけだった。

前回点検時から1万キロと1年がほぼ同時に来たので、メーカーによる指定時期の点検である。

かかった費用は27,500円。一年点検は40,000円ほどかかったけど、今回は基本点検料のみの費用となった。プラグやエアクリ等の交換は発生せず。

 

タイヤ

総走行距離が21,000kmほどになったあたりで、納車されてから2回めのタイヤ交換を行った。前回交換したAngel GTは10,000km弱のライフだった。

今回も交換はディーラーではなくタイヤ屋にお願いした。今回のタイヤはミシュランROAD 6

ロード6

ここに来てようやくミシュランに戻ることができた。前のタイヤの接地感が寿命で完全に死んでいたのもあって、素晴らしいフィーリングである(当たり前)。
ウェット路面も走ったけど、全く不安感のないいいタイヤだと思う。まあ、わたし程度の腕だとどんなタイヤを履いても同じような気もするけど。

交換にかかった費用は、工賃込みで65,060円。物価高でゴムが高騰して、タイヤも値上げされたためかなり割高になってしまった。

 

オイル

昨年は点検のついでにディーラーで交換してもらったり、自分で入れたりしたけど、今年は完全に自分だけでやった。10,000kmほど走ったので、2回交換した。

1回目はいつものPower 1 Racingで、Amazon4,709円で購入。

2回目はPower 1 Racingが在庫切れだったので、モチュールの7100を入れた。

MOTUL 7100 4T

これもAmazonで購入。8,900円のちょっとお高いオイルだった。Power 1 Racingのほぼ倍である。

自前で交換したので工賃は0円。ドレンワッシャーは前に20個入りのを買っているので、これも0円。廃油BOXはAmazonで500円ほどで売っているものを購入して使った。

合計は13,609円。雑費を入れると14,000円ほどかな。

余談だけど、オイルの値段がここ半年くらいで1割以上上がっている。バイクは奢侈品と言われたらそれまでだけど、なかなか財布には厳しいものがある。

 

修理費

目立った故障はなかったけど、一度バッテリーが上がった。真冬で三週間ほど動かしていなかった後、ツーリングに行こうとしたら家から1kmくらいのガソリンスタンドでセルが回らなくなった。しばらく試行錯誤していたらたまたまセルが回ったので、ツーリングを中止してディーラーへ。バッテリーは交換してもらった。

幸い補償対応となったので、かかった費用は0円

ビッグツインはセル起動時のバッテリーへの負担が大きそうだから、二年経ったら大人しく交換するのがいいのかもしれない。

 

税金

250cc超のバイクは年間6,000円

 

合計

総括すると以下のとおりになる。

  • 点検代 ・・・ 27,500円
  • タイヤ代 ・・・ 65,060円
  • オイル代 ・・・ 13,609円
  • 修理費 ・・・ 0円
  • 税金 ・・・ 6,000円

 合計 ・・・ 112,169円

※ツーリングにかかる費用、任意保険料、納車にかかった費用は除く

ちなみに、昨年かかった費用は155,297円であった。差額は、消耗品交換が少なかったからと言えるだろう。

昨年と同じような走り方をしているから当然と言えば当然だけど、大きな差は出ず。事故したり故障したりがなければ、来年もこれくらいかもしれない。

 

まとめ

昨年に引き続き、大きなトラブルなく一年走りきってくれたのは本当によかった。

一年目の記事でも書いたけど、国産車と外車、純粋な維持費だけで言えばそれほど大きな差はないのかもしれない。

物価高で年々バイク関係にかかる費用もかさんでいく中でバイクを維持し続けるのはなかなか大変だけど、今年もできる限りツーリングは行っていきたい。

美ヶ原高原にて

今年はついに三年目なので、最初の車検が到来する。消耗品の交換等で費用がかさめばかなりの出費も予想されるので、気も財布の紐も引き締めていきたいところ。

ブログはのんびり更新するつもりなので、あまり期待しないでください。

 

(おわり)

純正ナビ(Motorrad Navigator VI)を買った

  半年くらい前に、ナビステーを移設する記事を書いた。

takayame.hatenablog.com

市販キットを使ってハンドルステムのあたりについているナビステーをTFTメーターの上に移設するだけの内容だけど、完成後の状態はかなり気に入っていて、それなりに満足していた。ただ一つの問題を除いては……。

その問題というのは、「ステーに装着するナビがない」というものだ。

というのも、わたしはバイク用ナビとして長らくポータブルカーナビの決定版であるパナソニックのゴリラを愛用していて、かれこれ三台は購入しているくらい気に入っていた。しかし、当然ながらバイクに装着されることを前提としていない製品なので、その三台目も昨年の北海道ツーリングで浸水して無事壊れてしまった。

浸水によりブラックホールが発生してしまった

こんな状態じゃ到底使えないので早速もう一台買い足そうかとも考えたけど、RSに装着するためには不格好なアタッチメントを噛まさないと装着できないし、これはもう純正ナビを買えという天啓かなとも思ったので、ディーラーに行って購入することにした。

 

店員に純正ナビのことを聞いたら開口一番、

「ありますけど壊れるってウチのお客さんよく言うんであんまりおすすめはしないですよ」

とのこと。聞くところによると、Navigator VIになってからなぜか故障が非常に多いらしく、毎年保証修理になっているお客さんもいるのだとか。ナビの機能としてはいいんですがね、とは言いつつも積極的に勧めては来ない店員と、あまりにも高い値段(93,500円、ゴリラの現行モデルは34,000円)に購入を躊躇し……

 

結局買うんですけどね。清水の舞台から飛び降りる気分でした。なにせ93,500円と、ゴリラの約3倍、同じガーミンのZmmo660も60,000円強だったはずだから、相当強気な値段設定だと思う。ここにきて貧乏人への厳しさを身をもって感じることになった。

前置きが長くなったが、本記事では2ヶ月ほどツーリングで使ってみたインプレをお届けする。あら探しメインで。

 

もくじ

 

外装

サイズ感は同じ5インチディスプレイのゴリラよりやや分厚い程度。モニターは意外にも光沢だった。

スマートフォンと比べるとベゼルがやや太いので、若干野暮ったい印象も受ける。バイクから外して持ち歩くことは少ないとはいえ、やや重量感がある。

純正だから収まりは非常に良い。最初からそこにあったかのようだ。

イグニッションキーでステーにロックできるので、ちょっとバイクから離れるときも盗難の心配をしなくていいのは良い。

 

機能

ナビゲーション

ナビゲーションとしての機能は一通り揃っていて、可もなく不可もなくといったところ。インカムと連動しての音声案内もある。車両のイグニッションと連動して電源ON/OFFになるのは便利。

バイクのナビは車ほど注視することもなく、次曲がる箇所が分かる程度でいいので、地図に対する不満は特にない。ゴリラのほうが圧倒的に見やすいのは確かだが。

動作はあまり軽快ではなく、若干もっさりしている。ハンドルのダイヤルから操作するとワンテンポ遅れる感がどうしても否めない。

ただ、イグニッションONにしたときの最初の画面がメニュー画面なのは微妙だ。地図画面をデフォルトにしてほしい。

あと、デフォルトでオービスの事前警告機能ONになっているのだけど、緊急地震速報的な結構心臓に悪い警告音がまあまあの音量で流れるのでビビる。

UIや設定項目は全体的に散らばっていて一貫性がなく、どこに何があるのかすぐに把握しづらい。おそらく、走行中に軽く触ることのある機能と設定等の機能で分けているんだと思うけど、スタイリッシュであるとは言い難い。

文字入力の時のボタンは小さすぎて、グローブ装着時の操作は想定してないんじゃないか?と思うレベル。グローブ装着時どころか普通に指で操作していても誤操作が多発するので正直ムカつく。バイク用じゃないゴリラのほうがそのあたりはよっぽど洗練されていると思う。

 

Bluetooth連携

当然っちゃ当然だけど、Bluetoothでインカムとスマホと連携でき、音声案内や音楽再生が可能。音楽はタッチパネルでプレイリスト選択ができるので、バイク本体より若干使い勝手が良い。音声案内は……お世辞にも聞こえやすいとはいえない。日本メーカーじゃないので仕方ないとは思うけど、何言ってるのかよくわからないときがある。まあ多少音質が悪くとも、走っているときに「次なにかあるな」と意識するきっかけにはなるのでそこまでは困らない。

ちょっと感心したのは、バイク本体と連携させていてもナビと接続すれば自動的にナビのみの接続になるところ。最初は設定が飛んだのかと思ったけど、自動的にそうなるようになっているようだ。

 

バイクからの操作

純正だけあって、左ハンドルのジョグダイヤルで操作することができるようになっている。

……が、正直操作性は微妙。実用的なのは走行中に地図の拡大縮小ができることぐらいで、あとは意味のある操作はあまりできないと言ってもいい。タッチパネルから操作したほうが普通に早い。

 

9万円の価値があるかどうか?

このナビの最大の問題点は、間違いなく価格が高すぎる点。税込み93,500円という価格はポータブルナビとしては破格で、Androidスマホならそこそこの機種が買えるレベルだ。果たしてその価格に見合う価値があるかどうかだが、正直に言えばスマホ等で事足りているなら必要ない」とわたしは思う。

UI周りは洗練されてるとは言い難く、肝心のナビゲーション機能自体も4万円以下で買えるゴリラ以下の出来であると言わざるを得ない。ステーにロックできるとか、防水だとか、バイクから操作できるとかはありがたいのはありがたいけど、果たして9万円オーバーの価値があるか?と言われたら、首を横に振らざるをえない。

どうしても専用設計じゃないと嫌だ、と思わないのであれば、中国製のSimフリー防水スマホでも買って格安Simを契約して使うとか、それこそゴリラでも買って取り付けるほうがよっぽど安上がりになる。配線の処理や取り付けのためにハンドル周りの加工をしたとしても、本機種の価格を上回ることはないはずだ。

 

総評

結局ボロクソ書くことになってしまったけど、普通にナビとして使う分には十分な性能だし、使っていて不便だと思うことはあっても困っていることは今のところない。車種専用設計というのはそれなりの安心感がある。保証期間も3年間あるし地図更新もできるので、RSに乗っている間は使うつもりだ。

買った事自体を後悔しているわけではないということは付け加えておきます。

 

※もし今からNavigator VIを買おうと思っている酔狂な方がいらっしゃったら、もう少し待ったほうがいいと思う。なぜなら、本機種においての無料の地図更新は来年までで、その来年には後継のNavigator VIIが出る可能性が高いからだ。

 

(おわり)

今度こそBMW純正ナビのステーをやっつける

 一年くらい前にこんな記事を書いた。

takayame.hatenablog.com

「やっつける」とかのたまっているが、この記事では大したことはなにもやってなくて、中華製の怪しいアタッチメントを取り付けるだけのしょうもない内容だった。

それでも製品自体はそれなりには使えたんだけど、そもそもナビステーの位置があまり気に入らない。

なぜなら……

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ナビステーの影にBMWロゴが

ナビの真下、トップブリッジにBMWのロゴがある。これがナビステーに完全に隠れちゃっているのだ。これはいただけない。やたら目立つ位置にあるETCアンテナも邪魔だし、肉抜きされててかっこいいハンドル周りがごちゃごちゃして野暮ったい印象だ。

それにこの位置、ナビを見る際に目線がけっこう下がるので、安全面からも問題があるといえる。なので、またもや既製品を活用してこれを解決してしまおうという算段である。

 

今回買ったのはこれ(アフィリンクではございません)。

www.parts-accessory.jp

BMWのカスタムパーツといえばワンダーリッヒ。

まあまあ割高(送料込みで16,000円くらい)だけど、わたしにステーを自作する能なんてないので、この値段でポン付けできるならお安いものだ。

 

というわけで取り付けていく。取り付けには純正ナビのステーとスクリーンを外す必要があり、どれもトルクスネジで締められている。六角のボルトじゃないところが外車を感じる。ちなみにスクリーン、ナビステーどれも同サイズのネジで締まっている。

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すっきり

純正ナビを外すとBMWのロゴが燦然と輝いている。これが本来あるべき姿だと思う。

トップブリッジを固定しているボルトはそれほど飛び出ているわけでもないので、当面このままの予定だ(上部に穴が開いてるのが若干ダサいけど)。

そんでもって、ステーを組み立てる。

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説明書はドイツ語だけど、図解メインで分かりやすい

ネジ止めするだけなので簡単。これを車体とスクリーンを固定しているパーツの間に挟んで固定する。

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取り付け後

取り付けたらこんな感じ。後はスクリーンをもとに戻して完成。

説明書にはスクリーンを上下させるパーツ(支柱?)の部分を取り外すように指示があるけど、外さなくても作業できる。

取り付けるとこんな感じ。

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完成

ハンドル周りがスッキリしていい感じ。代償としてメーター上部はごちゃごちゃしたけど仕方ない。

このステー自体が結構重いパーツなので、ハンドリングも軽くなりそうな気がする。

配線はメーターの裏に押し込んで処理した。長さは十分足りるので、加工は不要。

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ぎりぎり

スクリーンにもギリギリ干渉しない。

もともとナビステーと固定されていたETCアンテナユニットは写真の位置に固定した。

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ETCアンテナは両面テープで貼り付け

アンテナ本体はスクリーンの裏側に、インジケーターランプはメーターバイザーの上に3Mの両面テープで貼り付け。ケーブルの長さが若干ギリギリになったけど、無加工で通せた。ハンドルを限界まで切っても問題なしだ。

 

ハンドル周りはスッキリしたわけだけど、実際ツーリングで使ってみるとどうなのか。

ナビを見るために目線が下がらなくて良くなったし、ハンドル周りもスッキリ!メーターへの干渉もなく万事解決!……とは行かないのが現実の辛いところ。

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写真だとかなり広角になるので実際の視点が再現しづらいのだけど、走行中はステーの下側部分が僅かにメーター上部に重なって妨げになる。ちょうど、今オドメーターが表示されてるあたりに被ってくる感じだ。

まあこれは事前に予測できていたことだから、ある程度までは仕方ないと思う。今回はあくまでもトップブリッジ周りをスッキリさせることが目的なので、これで良しとします。

ちなみに、ワンダーリッヒから純正ナビステーを取っ払ってクランプバーを装着できるようにするこれの別バージョンも出てるから、純正ナビなんて使わん!って人はそっちを使えばいいんじゃないかな。わたしは配線を処理できないから選ばなかったが……。

というか、自分純正ナビ持ってなかったわ。

 

(追記)

結局純正ナビ買いました。

takayame.hatenablog.com

 

(おわり)

結局、R1250RSの一年間の維持費はどれくらいだったのか?

 R1250RSが昨年12月に納車されてから、はや一年が経とうとしている。

このブログは「外車は維持費が高いと言われているが、具体的にどれくらい高いのか?」ということを詳らかに書くということを理念として掲げて始めた。

ちょうど一年目の今は、それを総括するのに絶好のタイミングだ。というわけで、今回はわたしのR1250RSの初年度一年間の維持費を記録としてここに残しておこうと思う。

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一年間お疲れさまでした

 前提として、ここに挙げる維持費とは以下のものとする。

  • 点検費用(消耗品交換を含む)
  • タイヤ
  • オイル
  • 修理費
  • 税金

ガソリンや高速料金等、ツーリングにかかる費用は除外した。

ちなみに、記事執筆時点での総走行距離は15,554km。まあまあ走ったと思うけど、走り足りない気もする。

 

もくじ

 

点検費用

 まずは点検費用から。

一年の間に行った点検は、走行距離1000kmを目安に実施される初回点検と一年点検の二回。メーカー側の指定では一年か1万キロの早い方で点検を受けるべしとなっており、私の場合はほぼ同時期に来た。

詳細は以下の記事に詳しく書いたよ。

takayame.hatenablog.com

takayame.hatenablog.com

かかった費用は、初回点検が0円一年点検が40,762円(同時に行ったオイル交換費用を入れると60,617円)。初回点検は工賃無料。一年点検は言わずもがな、めちゃ高である。基本点検料だけで3万円近い。

一年点検の時に、スパークプラグとエアクリーナーを交換している。

費用の合計は42,170円

 

タイヤ

13,000km走ったあたりで、納車時から履いていたタイヤを交換した。

タイヤ交換作業は近所のタイヤ屋に依頼して、ピレリANGEL GTに交換。

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エンジェルGT

本当はミシュランのロード5を履かせたかったけど、店に在庫がなかったので、知り合いのバイクが履いていて好印象だったエンジェルGTにすることにした。

眠たいタイヤかなと思っていたけど特にそんなこともなくいい感じ。ただ、ミシュランよりちょっと硬い気もする。

交換にかかった費用は工賃込みで43,610円

 

オイル

おそらくこの項目が、国産車との維持費の差を大きくしていると思う。

だいたい4,000km毎の交換ペースで、一年でオイルは3回交換した。うちフィルター交換は2回。

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そんなに難しくないから自分でもできる

最初は自分でやろうと思っていて実際一回は自分でやったんだけど、仕事が忙しかったりオイル漏れ疑惑があったりして、結局あとはディーラーで純正オイルを入れてもらっていた。

内訳は以下の通り。

  • 初回点検時 ・・・ 17,754円(純正オイル ※1)
  • 二回目 ・・・ 4,810円(Power1 Racing ※2)
  • 三回目 ・・・ 21,098円(純正オイル ※3)
  • 四回目 ・・・ 19,855円(純正オイル ※4)

 合計 ・・・ 63,517円

※1 初回点検時の工賃は無料、フィルターとファイナルドライブオイルも同時に交換

※2 セルフ交換

※3 ディーラーでオイルフィルターも同時交換

※4 一年点検と同時にディーラーで交換。ファイナルドライブオイルも交換

BMWの純正オイルは3,740円/Lもするので、自分で交換できる人は純正以外のオイルを入れることでだいぶお金を浮かすことができると思う。私が使ったカストロールのPower1 Racingは4Lで4,400円。ちなみに旧BMW指定オイルだ。

 

修理費

幸い、故障はなかった。よって0円

 

税金

250cc超のバイクは年間6,000円

 

合計と国産車との比較

総括すると以下のようになる。

  • 点検代 ・・・ 42,170円
  • タイヤ代 ・・・ 43,610円
  • オイル代 ・・・ 63,517円
  • 修理費 ・・・ 0円
  • 税金 ・・・ 6,000円

 合計 ・・・ 155,297円

※ツーリングにかかる費用、任意保険料、納車にかかった費用は除く

ただ、これでは国産車と比較して高いのかどうかがわからないので、私が以前乗っていたTracer900GTの維持費を以下に掲載する。計算期間は、RSと同様に納車からの一年。走行距離はほぼ同じくらいだったと思う。

  • 点検代 ・・・ 46,260円 ※1
  • タイヤ代 ・・・ 53,318円 ※2
  • オイル代 ・・・ 3,720円 ※3
  • 修理費 ・・・ 0円
  • 税金 ・・・ 6,000円

 合計 ・・・ 109,298円

※ツーリングにかかる費用、任意保険料、納車にかかった費用は除く

※1 うちフィルター交換、プラグ交換を含む

※2 交換したタイヤはブリジストンのBATTLAX SPORT TOURING T31

※3 レッドバロンのオイルリザーブシステムを利用したため、交換工賃のみ発生

あれ? そこまで大きく変わらないような……

てっきり倍くらいになっているかと思っていたけど、意外にも1.5倍くらいでした。それでも高いけど

 

まとめ

一回一回の費用が高いのでてっきりとんでもない額を払っていたのかと思っていたけど、意外とそうでもないことが判明した。

とはいえ国産車と比べると高いのは事実で、特に消耗品類は明らかに高い。

今年は車検がないから問題ないけど、車検時には20万近い請求があるという噂も聞くし、(財布が)油断ならないということは変わらない。

これを安いと取るか高いと取るかは人それぞれだと思うけど、BMWのバイクを検討している方の参考になれば幸い。

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次の一年も変わらずツーリングできますように

ともかく、一年間大きなトラブルもなく走ってくれたのは本当に良かった。来年も預金残高に気をつけながらツーリングに邁進していく所存ですので、よろしくおねがいします。

ブログの更新頻度は……お察しください。

 

(おわり)

予想はしていてもやっぱり高いBMWの一年点検

 R1250RSに乗り始めてからはや十ヶ月。ダラダラとツーリングしていたら走行距離も1万キロを超え、メーターに再びヤツが表示されるようになった。

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イグニッションONで毎回出ます

そう、点検である。

BMWの規定では、一年か1万キロ点検かのどちらか早い方で点検を受けるべしとなっている。走行距離はゆうに1万キロを超えてしまっているが、納車からは十ヶ月なので一年点検には微妙な時期だ。しかし、毎回上の画像みたいな表示がメーターに出てくるのは鬱陶しいので、ディーラーで点検を通すことにした。そもそも保証を受けるためには必ず点検を受けないといけないので無視する理由はないのだけど、やっぱり気になるのはのことだ。

例えば、某赤男爵なら点検の基本料金は確か15,000円くらいだけど、しかしこれがBMWの正規ディーラーとなれば27,500円になるこれにやたら交換サイクルの早い各種消耗品の交換が合わされば恐ろしい金額になることは想像に難くない。

 

 5万円くらいかな、なんて予想しつつディーラーへ。一週間の預かりとなった。

1万キロ毎に交換を推奨していると言われたのはプラグとエアクリ。正直早いかなという気もしたが、ここは全部ディーラーにおまかせすることにした。

 肝心の明細がこちら。

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これがモトラッドの1万キロ点検だ

今回要した費用

  • 12ヶ月点検 ・・・ 27,500円
  • エンジンオイル ・・・ 14,212円
  • ドレンワッシャー ・・・ 110円
  • ファイナルオイル ・・・ 1,078円
  • ドレンワッシャー ・・・ 330円
  • エアフィルター ・・・ 4,180円
  • プラグ ・・・ 6,424円

(値引き) ・・・ △2,842円

合計 ・・・ 60,617円

 

高っけえ~~~~~~~~~

エンジンオイルもついでに交換してもらったけど、それを差し引いても高い。

一年点検でこれなんだから、車検はいったいいくらになるのか想像もできない。高性能を維持するための代価だと言われたらそれまでなんだけど……。