一年くらい前にこんな記事を書いた。
「やっつける」とかのたまっているが、この記事では大したことはなにもやってなくて、中華製の怪しいアタッチメントを取り付けるだけのしょうもない内容だった。
それでも製品自体はそれなりには使えたんだけど、そもそもナビステーの位置があまり気に入らない。
なぜなら……
ナビの真下、トップブリッジにBMWのロゴがある。これがナビステーに完全に隠れちゃっているのだ。これはいただけない。やたら目立つ位置にあるETCアンテナも邪魔だし、肉抜きされててかっこいいハンドル周りがごちゃごちゃして野暮ったい印象だ。
それにこの位置、ナビを見る際に目線がけっこう下がるので、安全面からも問題があるといえる。なので、またもや既製品を活用してこれを解決してしまおうという算段である。
今回買ったのはこれ(アフィリンクではございません)。
BMWのカスタムパーツといえばワンダーリッヒ。
まあまあ割高(送料込みで16,000円くらい)だけど、わたしにステーを自作する能なんてないので、この値段でポン付けできるならお安いものだ。
というわけで取り付けていく。取り付けには純正ナビのステーとスクリーンを外す必要があり、どれもトルクスネジで締められている。六角のボルトじゃないところが外車を感じる。ちなみにスクリーン、ナビステーどれも同サイズのネジで締まっている。
純正ナビを外すとBMWのロゴが燦然と輝いている。これが本来あるべき姿だと思う。
トップブリッジを固定しているボルトはそれほど飛び出ているわけでもないので、当面このままの予定だ(上部に穴が開いてるのが若干ダサいけど)。
そんでもって、ステーを組み立てる。
ネジ止めするだけなので簡単。これを車体とスクリーンを固定しているパーツの間に挟んで固定する。
取り付けたらこんな感じ。後はスクリーンをもとに戻して完成。
説明書にはスクリーンを上下させるパーツ(支柱?)の部分を取り外すように指示があるけど、外さなくても作業できる。
取り付けるとこんな感じ。
ハンドル周りがスッキリしていい感じ。代償としてメーター上部はごちゃごちゃしたけど仕方ない。
このステー自体が結構重いパーツなので、ハンドリングも軽くなりそうな気がする。
配線はメーターの裏に押し込んで処理した。長さは十分足りるので、加工は不要。
スクリーンにもギリギリ干渉しない。
もともとナビステーと固定されていたETCアンテナユニットは写真の位置に固定した。
アンテナ本体はスクリーンの裏側に、インジケーターランプはメーターバイザーの上に3Mの両面テープで貼り付け。ケーブルの長さが若干ギリギリになったけど、無加工で通せた。ハンドルを限界まで切っても問題なしだ。
ハンドル周りはスッキリしたわけだけど、実際ツーリングで使ってみるとどうなのか。
ナビを見るために目線が下がらなくて良くなったし、ハンドル周りもスッキリ!メーターへの干渉もなく万事解決!……とは行かないのが現実の辛いところ。
写真だとかなり広角になるので実際の視点が再現しづらいのだけど、走行中はステーの下側部分が僅かにメーター上部に重なって妨げになる。ちょうど、今オドメーターが表示されてるあたりに被ってくる感じだ。
まあこれは事前に予測できていたことだから、ある程度までは仕方ないと思う。今回はあくまでもトップブリッジ周りをスッキリさせることが目的なので、これで良しとします。
ちなみに、ワンダーリッヒから純正ナビステーを取っ払ってクランプバーを装着できるようにするこれの別バージョンも出てるから、純正ナビなんて使わん!って人はそっちを使えばいいんじゃないかな。わたしは配線を処理できないから選ばなかったが……。
というか、自分純正ナビ持ってなかったわ。
(追記)
結局純正ナビ買いました。
(おわり)