貧乏人のBMWモーターサイクル

貧乏人がBMWのバイクでツーリング行ったりするブログ

【R1250RS】故障なのか、不具合なのか…

 不穏なタイトルからこんにちは。

R1250RSが納車されてから半年とちょっと、「外車は突然ぶっ壊れるのでは」という恐怖と戦いながら今まで乗ってきたわけだが、幸いにもこれといったトラブルには見舞われていなかった。今までは。

今までは、と書いたとおり、発生してしまったのである。トラブルが…。

 

こちらの写真をご覧いただきたい。

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低い!

「低い!」とのメッセージが出ている。見れば分かるが、オイルレベルが低いので確認すべし、ということを示す警告メッセージである。これがある日のツーリング中に突然表示されたのだから大慌て。

以前に自分でオイル交換を行ったときは、規定量まで入れたことをチェックしてドレンボルトも規定トルクで締めたはずだが、まさか漏れてる…?と思い、最寄りのコンビニで停車してセンタースタンドを上げ、残量チェックを行った。

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定量入っている

いや、入っとりますがな。自分の目が故障している可能性もあるので、3度見くらいしたがやっぱり入っている。公共の場所だということを忘れて、思わず「入っとるやんけ…」と言ってしまうくらいに、下限ギリギリとかではなく、真ん中くらいまでしっかりと入っている。意味がわからない。マフラーから白煙が出るわけでもなければ、シリンダーヘッドカバーその他からオイルが漏っている様子も微塵もない。

とりあえずツーリングは続行することにした。もちろん、イグニッションをオンにしてエンジンをかけるたびに、しばらくすると残量チェックの警告が同じようにポップアップするのだが、その都度停車して確認しても、やっぱり規定量入っている。エンジンから異音もしないし、水温も普通だし、シフトフィーリングもアクセルフィーリングもいつもどおりだ。

 

ただ、やっぱり表示が出るのは気持ち悪いので、ディーラーに持っていくことにした。前回オイル交換してから、なんだかんだ4,000km強走っていて交換時期も来ていたし、ついでにオイルとフィルター交換も依頼する。

カニックに症状を説明すると、診断機にかけてもらえるとのことで、入念にチェックしていただいた。その結果は…

「特に異常はない」

まあ、そうでしょうね。

車両のコンピューターがエラーを吐いているということもなく、オイルも漏れておらず、抜いたオイルも鉄粉まみれとかそんなことでもないし、至って普通とのことであった。

カニックの方曰くは、「センサーが過敏過ぎるところがあるのでは」とのこと。他のBMWの車両では、オイル残量が(レベルゲージ窓の)半分くらいでも件のメッセージが出る車両もあるのだとか。同様の症例は何件かあるらしく、データをBMW本社にも送っておくとのことであった。

なんか釈然としない結果だが、車両が問題ないならそれが一番なので、とりあえず様子見とすることとした。もちろん、このオイル交換以降は警告はポップアップしなくなり、モニターのオイルレベル表示も「OK」を表示するようになった。一件落着…?

 

結果的に、オイルがPower1 Racingから再びBMW純正のADVANTECに戻ったわけだけど、なんとなくPower 1 Racingのときより調子が良い気がする(多分気のせい)。

ただし…

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オイル・フィルター交換の明細(一部加工済)

純正オイルはめちゃくちゃ高い。本当に高い。

 

今回要した費用

  • エンジンオイル(BMW純正)・・・ 14,960円
  • ドレンワッシャー ・・・ 110円
  • オイルフィルター ・・・ 2,772円
  • 工賃 ・・・ 5,500円
(値引き) ・・・ △2,244円
合計 ・・・ 21,098円    

 

余談だが、RSのセンスタを立ててオイルレベルの確認をするとき、毎回レベルゲージ窓に出る残量が違うので不思議に思っていた。すると、Twitterで同じRS乗りのフォロワーさんより「規定量を入れてもレベルゲージ窓がいつも違う」との情報提供があった。

これは完全にわたしの素人予想だが、ボクサーツインという構造上、オイルが下りてきにくいのではないか…などと思ったり。

 

(おわり)

半年乗ったR1250RSの粗探しインプレ

 気づけばRSの納車からもう半年経った。まだロンツーはしてないが、日帰りツーリングでだらだらと走っていたら走行距離が8,000kmを超えてしまった。RSが素晴らしいバイクであるという感想は変わりないが、今回はあえて細かい粗探しをしてみたいと思う。高級車であるが故にどうしても気になってしまう点は存在する。なお、本当に重箱の隅をつつくような内容となっているので、走る・止まる・曲がる機能には全くケチのつけようがないことは先に申し上げておく。

※ファースト・インプッションは、以下の記事をご覧ください。

takayame.hatenablog.com

 

もくじ

 

モニター関連

日本だと使えない機能がある

正直、これが一番ムカつく点であると言っても過言ではない。メインメニューの項目のひとつ、ナビゲーションとコネクテッドアプリのことである。

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メニュー画面

メインメニューに燦然と輝くこの項目。日本では全く使うことの出来ない機能である。本来であれば、BMWスマホ用コネクテッドアプリを接続して、車両のTFTモニターに簡易なナビを表示できるという機能なのだが、アプリ側が日本語も含め日本に全く対応していないため、完全に死んでいる機能になっている。肝心のアプリも、日本仕様に対応する系は今の所微塵もない。使えないなら、せめてメニューから消してくれ。

コネクテッドアプリも、ガソリン残量とかサービスデータとかは一応見ることが出来るのだが、前述の通り地図は日本非対応。というか、アプリ自体が日本語に対応していない。

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コネクテッドアプリのホーム画面


車両と接続中は、走行速度からアクセル開度、バンク角、ブレーキ圧など結構色々記録してくれるので、アプリそのものは優秀なのかもしれない。けれど、地図が非対応なのでは何の意味もない。

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一応記録はされるけど道は表示されない


日本市場でもそこそこの売上があるんだから、BMWジャパンはもっと頑張るべき。

最近発表された新型のR1250RTは、10インチオーバーの大きなモニターが売りのひとつになっている。しかし、アプリ側のナビが対応していないので、宝の持ち腐れになるんじゃないだろうか…。

 

ボタンの反応が微妙に悪い

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ジョグダイヤル

メニュー画面の遷移の際、操作からワンテンポ遅れて切り替わることがある。気にならないと言えば気にならないけど、逆に言えば気になると言えば気になる。もう少しレスポンスが良くてもいいんじゃないだろうか。曲数の多いプレイリストを読み込んでいるときのメディア(音楽)画面で顕著。

 

Bluetoothが時々不安定

 一度車両とのペアリングしてしまえば、それ以降はインカムもスマホもイグニッションON時に自動でペアリングしてくれるのだが、たまに接続に失敗することがある。大抵はどちらかを再起動すれば解消されるが、若干面倒。

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メディア画面

スマホのプレイリストもたまに読み込んでくれなかったりする時がある。これも再接続か再起動で大抵は直る。ただ、なぜかSpotifyのプレイリストは読み込んでくれないApple Musicは普通に読み込む)。同様の症状の方がいらっしゃったら教えて下さい。

 

車体関連

スタンドが長い?

スタンドが長いのか、それとも取り付け位置が低いのかはわからないが、スタンドを立てた状態でも車体があまり傾かない。傾斜のある所や、足場の悪いところに駐車する際に結構難儀する。場所によってはほぼ直立状態だったり、下げ切る前にスタンドが地面と接触してしまい、立てられないこともある。

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若干使いづらいスタンド

スタンドを払うときも、少し右側に傾けないと払えない時もあり、重量車なのでハラハラする場面もたまにある。サイドスタンドエクステンションのような厚みのあるものは、上記理由からおそらく取り付けられないと思う。スタンドはもう少し短くっても良かったんじゃないかな。

 

使い勝手のよくわからないウインカーオートキャンセラー

実は、納車されてからもしばらく気が付かなかった機能。一定条件下で作動するウインカーオートキャンセラーが搭載されてるのだけど、どのタイミングで作動するのかいまいちよくわからない

説明書によると

速度30km/h未満:50m走行後。

速度30km/h~100km/h:速度に応じた走行距離後または加速時。

 速度100km/h以上:5回の点滅後

 とのことである。2番目の「速度に応じた走行距離」ってのがいまいちわからなくて、大きめの交差点だと曲がっている最中に消えていたりする。逆に、消えるかなと思って放置してるといつまでも消えなかったりする。別にあってもなくても困らない機能なような気もする。ただ、3番目の「100km以上のとき」は、高速道路での車線変更時に便利。全く役に立っていないわけではない。

 

ヘルメットロックがない

キーレスとは言え、やっぱりヘルメットロックは欲しかった。私はワイヤーロックをシート下に常備しているけど、国産車なら割と標準装備だし、高級車だから付けておいてほしかった。一応キジマから出ているR1200RS用のものが流用できるが、ワンキーではなくなってしまうので、キーレスであるというスマートさに欠ける。なんとなく負けた気になるし

 

インナーフェンダーが欲しい

割と泥はねするので、リアのインナーフェンダーを装備していてくれるとありがたかった。一応、リアサスには簡易な泥除けがついているけど、完全に力不足である。

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リア周りはすぐ泥だらけになる

写真は水気の多いトンネルを通過した後に撮影したものだが、サスペンション、スイングアーム(ドライブシャフト)、パニアケースのステー等に泥水が跳ねているのが分かる。

サス回りは入り組んでいて洗いにくいし、電サスのため、あまり直接に水をかけたくもない。そういう意味でも、インナーフェンダーは欲しい。社外品で装着しようかなと思っている。

 

まとめ

以上、半年乗ったRSの細かい粗探しをしてみた。最初に述べたとおり、エンジンや操作性に関わる点ではケチのつけようもない。ただ200万を超える高級車だからこそ「どうせなら…」という、気になってしまう点があるのもまた事実である。所詮は粗探しなので、気にならない人は全く気にならないだろう。カスタムでどうにかなる部分もあるしね。

ただ、コネクテッドアプリの日本対応は是が非でもお願いしたい

でもそうなると純正ナビが売れなくなるからしないだろうな 

 

(おわり)

 

紀伊半島東回りツーリング

 再び紀伊半島のツーリングに行く。何度でも行くと思う。今回はいつもと少し趣向を変えて、東側を回ることにした。実は166号は今まで一度も走ったことがなかったからだ。三重まで出るので一見遠回りに見えるけど、実走距離は550km程なので、普段の海沿い大回りとあんまり変わらない。

 

もくじ

 

今回のルート

 いつもの通りくしがきの里スタート。道の駅宇陀路大宇陀から国道166号に入り、道の駅飯高駅を経て国道42号へ。花の窟神社から311号を走り、高野龍神スカイラインを抜けて帰るルート。紀勢自動車道の無料区間は使わず、紀伊半島内では全部下道を走ります。

 

快走の国道166号

全ての紀伊半島ツーリングはくしがきの里から始まる。時刻は午前6時半。

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道の駅 くしがきの里

今回のルートでくしがきの里に寄るのは正直遠回りだが、毎回ここをスタート地点にしているので、立ち寄らないと気がすまなくなってしまった。

ここから京奈和道を橿原高田ICまで東進し、道の駅宇陀路大宇陀から国道166号入りする。冒頭でも述べたとおり、166号は今まで走ったことがなくて、前回の紀伊半島ツーリングマップの記事を作る際に気づいたという具合である。そのため、特に事前の下調べもせず走った。ちなみに、ツーリングマップルには「山間のなにもないさみしい道」と書かれている。

宇陀から高見峠までは普通の田舎の二車線国道で、高見峠付近からは峠道らしい雰囲気が出てくる。

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高見ループ橋

と言っても、峠区間はほどほどで終わり、すぐに緩やかなカーブの続く田舎道が戻ってくる。途中からは櫛田川に合流し、所々で渓谷を眺めながら走る快走路が続く。166号と他の多くの紀伊半島の国道との相違点は、景色が開けている(ように感じる)という点であると思う。168号・169号・311号・371号といった国道が深く急峻な山間を抜ける道であるのに対し、166号は山間でありながらも沿道には田畑が広がり、開放的な印象を受ける。朝方に走ったからかもしれないが、交通量も少なく快走路と言うにふさわしい(毎回言ってる気もするが)。しかも香肌温泉という温泉もあるらしい。かなりいい道路だな。

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道の駅 飯高駅

あっという間に道の駅飯高駅に到着。かなり広く、整備された道の駅で、温泉も併設されていた。朝なので営業時間外だったけど、次は時間を合わせて行くのもいいかも。

 

国道42号の七変化?

飯高駅からは国道42号に入り、ひたすら南下して花の窟神社を目指す。

42号の熊野~多気区間も今回が初めての走行。ここも前述の166号に負けず劣らず、いやそれ以上にいい道だった。

42号と言えば、私の中では白浜~串本間の太平洋沿いのワインディングのイメージが強い。太平洋の眺めが素晴らしく、個人的には紀伊半島ナンバーワンと言ってもいい道だ。今回、42号の新たな側面を知ることができた。

多気~尾鷲までは海の気配のない田舎道で、新緑の中を気持ちよく駆け抜けていく。尾鷲の市街地を抜けると突如風景が変化し、深い山中のワインディングとなる。

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国道42号(尾鷲)

このあたりは走りごたえのあるワインディングで、SSに乗り革ツナギを身にまとったライダー何人かとすれ違った。並行して走る紀勢自動車道が無料区間ということもあってか、一般車はかなり少ない。ワインディングの距離自体はそこまで長くないけど、心ゆくまで楽しめそうだ。

峠を超え、緩やかなワインディングを下っていくと目の前に海が開ける。

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国道42号(熊野)

七変化はちょっと大げさかもしれないが、のどかな田舎道から山間のワインディング、海沿いの爽快な道へと目まぐるしく景色が変わるのは、走っていてとても楽しい。紀伊半島の縮図とも言うべき素晴らしい道で、42号の魅力が再認識できた。

 

花の窟神社と丸山千枚田

私にしては珍しく、観光をする。まずは、昼休憩も兼ねて花の窟神社へ。

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花の窟神社

社殿がなく、巨岩が御神体となっている神社だ。その大きさたるや、国道からも見えるほどである。「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、世界遺産登録もされている。

隣接する茶屋が道の駅となっており、ここで昼休憩。宇陀路大宇陀を出発してから、概ね4時間半。流れが良いので比較的ハイペースだ。

ここからは42号線をそれ、311号で再び山の中に戻る。311号はほぼ全区間が二車線の快走路という、紀伊半島にしては珍しい国道。丸山千枚田はそんな311号を、熊野市街地から30分ほど北上したところにある。

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丸山千枚田

ちょうど田植えが終わったところで、静かな風が水田の水面を揺らしていた。一昨年に訪問したときは、田の間の小道が歩けたけど、今年はロープ柵で侵入を阻んでいた。観光客のマナーが悪化したのか、例のウイルス感染拡大防止なのかはわからない。

 

温泉で締める

ツーリングと言えば温泉、紀伊半島と言えば温泉。もちろん今回も外さない。

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わたらせ温泉 大露天風呂

今回は311号沿いのわたらせ温泉を利用する。料金900円、内湯1に露天5。大露天風呂、の名に恥じない広々として開放感のある露天風呂が売りのようだ。露天風呂には低温と高温の2種類の温度が用意されており、つい長湯してしまう。何より、広いため人数が分散されて落ち着くことができた。

温泉で疲れを癒やした後は、高野龍神スカイラインを北上して帰路についた。

 

まとめ

紀伊半島の東側は今までなぜか走っていなかったが、これからの定番ルートにしていきたいほど良かった。特に良かったのが42号の多気~熊野間で、短い区間に様々なツーリングの「楽しい道」の要素が詰め込まれていたのが印象的だった。紀伊半島はまだまだ行っていないところがあるので、これからも記事にし続けます。

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丸山千枚田とRS

これから暑くなるので、しばらくは海沿いを避けて山ばっかりになるかもしれないな。

 

(おわり)

トンネル探訪と日本海ツーリング

 たまには紀伊半島以外にもツーリングに行こうということで、なんとなく思いついたルートを実行してみることにした。美山(周山街道)や琵琶湖と言えば、関西ライダーの日帰りツーリングのメッカとも言える場所で、私も幾度となく足を運んでいる。思っている以上にこの両者の距離は近いので、ついぞ通ったことのなかった国道303号と、一度行ってみたかった滋賀県にあるトンネル杉本隧道を尋ねるべく、ちゃちゃっと走ってきた。ツーリングなんて、いつも思いつきだ。

 

もくじ

 

今回のルート

いつものマイマップ。これ結構便利だ。

国道162号を小浜まで北上し、エンゼルラインに立ち寄った後、国道303号を通り、琵琶湖北岸を走るルート。美山までは下道でアクセスする。休日で草津~大津付近が混雑していたので、この日は米原ICから高速で帰宅した。

 

国道162号とネズミ捕り

国道162号は別名を周山街道といい、関西ライダーにとっては馴染み深い場所である。道中の道の駅美山ふれあい広場は特に有名で、私もそこのジェラートの大ファンである。が、今回は営業時間外の早朝に通過するのでスルーする。

美山から名田庄の道の駅までは30分もかからない。

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道の駅名田庄

ワインディングが楽しいルートだけども、それに比例するように取締も多い。いつかの警察24時かなんかで、ヘリを使った取締がフィーチャーされていたこともあったと思う。この日は峠道ではなく、道の駅をさらに北上したところの直線路でネズミ捕りをしていた。流れが早くてスピードが乗りやすい道なので、通行の際は注意。

 

エンゼルラインへ

国道162号を抜け、小浜市内に入り、海岸線をしばらく走るとエンゼルラインがある。この道路、元は有料道路であったらしいのだけど現在は無料開放されている。正直なところ特に何もない道で、山頂の駐車場は広大な割に売店のひとつもないし、路面状態もなかなかに悪く(土砂・落石が多い)という一見するといいところなしの道路なのだが、景色がいいというただそれだけの理由でアクセスする価値がある。

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エンゼルライン山頂駐車場にて

山頂駐車場からは若狭湾が一望できる。

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定番となったコーヒーツー

そこまで人の往来も多くないので、コーヒーを淹れてのんびりできます。ただ前述の通り道は結構荒れているので、ワインディングを求めて行くと微妙かもしれない。

国道303号で琵琶湖まで

エンゼルラインで一人寂しく海を眺めたあとは、国道303号で琵琶湖を目指す。もともとは、このまま来た道を戻って美山でアイスでも食べて帰ろうかなと思ってたけど、天気も良かったのでもう少し走ることにした。こういう自由度がソロツー最大の魅力だね。

途中、道の駅若狭熊川宿で休憩。思えばここに立ち寄るのは初だ。

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道の駅若狭熊川宿

琵琶湖と日本海のちょうど中間地点くらいにある。このあたりは食事処が固まっていて、休憩地点にはちょうど良さそうだ。例のアレが未だに猛威を振るっている中だったけど、人出は結構多かった。私は10分くらいで退散。ソロツーのときは休憩時間短くなりがち。

国道303号は走りやすいけど交通量は結構多めで、ダラダラと流れている印象だ。国道367号との交差点付近や、高島バイパスのインター付近では流れが遅くなる。

琵琶湖からは、メタセコイア並木→マキノ追坂峠(昼食)→海津大崎奥琵琶湖パークウェイと走る定番のビワイチルートを走った。もっとも、メタセコイア並木は人が多いし、インスタ映えにあんまり興味がないので毎回素通りだけど…。

あと、自分の記憶ではここ数年に渡って、国道8号とさざなみ街道の交差点で延々と交差点改良工事か何かをしている。この日も交差点を先頭に藤ヶ崎トンネル付近まで渋滞していた。塩津バイパスの関係なんだろうか?

 

杉本隧道

さて、余呉湖から少し北上した先、ウッディパル余呉のある県道285号と国道303号をつなぐ県道284号に、杉本隧道というトンネルがある。自分も何で知ったか忘れたけど、結構印象的だったのか、行きたいところリストにメモしてあったので今回立ち寄ってみた。

狭い峠道を登っていくと、それは突如目の前に現れる。

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杉本隧道

なかなかの雰囲気。

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正面から

トンネル内部は直線になっていて、入口付近はレンガ積みだ。幅員2.0m制限が示すとおり、車同士の離合は出来ない狭さだ。奥に行くとコンクリート吹付けや鉄の枠組みで補強が入っていてキメラ化している。内部は湧き水で水浸しで、一度通り抜けただけでRSは泥まみれになってしまった。

調べてみたところ、トンネルそのものは大正8年の竣工で、当時はすべてレンガ積みであったらしい。過去に一度大規模な修繕を行って、現在の姿になっているそうだ。全面レンガ積みもなかなか迫力のある見た目だったに違いないけど、この継ぎ接ぎだらけの姿もそれなりに趣があると思うのは私だけだろうか。

ちなみに交通量は結構多く、地元ナンバーの車は躊躇なくトンネルに突入していくのが印象的だった。

 

まとめ

今回記事にしたエンゼルラインは静かで景色も良く、何より無料なので個人的にはオススメのスポットである。三方五湖レインボーラインよりも楽しめるんじゃないだろうか。国道303号は特に言うこともないけど、琵琶湖周辺は今の時期はかなり快適に走れる。夏になると湖岸はかなり混むし、そもそも暑いのであんまり行く気が起きなくなっちゃうからね。

杉本隧道は思っていた以上にいい感じの場所だった。こういった旧道的な場所は今後も積極的に行ってみたい。RSではちょっと図体が大きいし重いので、オフ車が欲しくなるな。

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杉本隧道とRS

琵琶湖ツーリングもただビワイチするだけでは飽きるので、日本海側まで出てみたり、少し湖岸から離れて色んな所に立ち寄ってみるのも面白いかもしれない。とか言いつつ、あんまり観光してないんだけど…

 

さて、こんな箇条書き列挙の毒にも薬にもならない記事にまとめが必要なのだろうか。それだけが疑問だ。

 

(おわり)

 

紀伊半島のツーリング地図を作った

 本ブログのツーリングレポートがほぼ紀伊半島で構成されていることからお察しの通り、年中日帰りツーリングに邁進している私の行き先の9割は紀伊半島が占めている言っても過言ではない。

それだけ紀伊半島に行ってるんだから、なにか形にしたほうがいいかなと思い、備忘録として作成している紀伊半島ツーリングマップをここで公開することにする。なお、ツーリングマップとか大それたことを言っているけど、グーグルマップのマイマップ機能を使ってポイントを設置しただけなので、過度な期待は禁物。

ツーリングマップル見たほうが早いじゃん」とは言わないでいただきたい。事実なので。なお、本地図での紀伊半島の定義は、「中央構造線より南」としている。

 

本地図には

  • ツーリングルートたる主要な道路
  • 温泉
  • 道の駅
  • 主な観光スポット(主観)

を掲載している。道路はほぼ国道のみ、温泉は私の知っている箇所すべて、道の駅はほぼ全て網羅したつもりである。行ったことのある温泉は料金と泉質、施設の概要と私見を掲載している。観光スポットはオマケみたいなもので、沿道からすぐアクセスできる場所のみを暫定的に記載した。と言うか、今までツーリングでほとんど観光したことなかったから書けないだけだった。なお所々に掲載している私見は、あまりアテにはしないでいただきたい。そもそもこの地図自体もともと公開する予定がなかったので、備忘録的側面が強いためである。

一応、公開するにあたり参考までにサンプルルートもいくつか掲載したので、もし紀伊半島にあまり行ったことがなくルートに悩んでいる方が居たら参考にされたい。

ところで、飲食店の情報が極端に少ないのは、仕様ではなく私がほとんど出先で冒険しないためである。美味しそうなごはん屋さんを見つけても入る勇気が起きず、結局道の駅過コンビニで済ますという結果に終わることが多いのだ。なので、紀伊半島にある美味しいごはん屋さんを知っている方、ぜひ教えて下さい。

 

さて、本地図を作るために過去に撮った写真を見返したりしていたけど、本当に紀伊半島にしか行っていないという事実が改めて明らかになった。冒頭で9割と書いたが、これはマジの9割である。

これほどまでに紀伊半島ばかり行っているのにはいくつか理由がある。ひとつは、私の考えるいいツーリングの三要素が「海(水辺)・山・温泉」であるという点。紀伊半島はこの三要素が全て揃っているので、とりあえずここに行けば失敗しないという安心感がある。

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紀伊山地

一度走れば雄大な山脈から巨大なダム、広大な太平洋まで一手に楽しめるというわけである。

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橋杭岩

ふたつめに、紀伊半島のツーリングルートは下道と高速がほぼすべてのエリアで直結しており、余計な市街地走行を一切しなくていいという点。高速降りれば即ツーリング先、というわけであるので、余計な渋滞に巻き込まれるリスクが低い。

みっつめが、エリアが広大ながらルート組み合わせの選択肢が多いので飽きにくいという点。高野龍神スカイラインだけ走って帰るショートツーリングもいいし、169号から42号(潮岬)まで南下して大回りするのもいい。

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十津川村

山間ルートだけ走ってもいいし、309号や425号といった酷道にチャレンジも出来る。その場でのルートチェンジも容易なので、とにかくいろんな走り方が出来るのである。

 

という訳で、これからも紀伊半島の魅力をお届けすべく頑張っていきますので、よろしくお願いします。みんなも紀伊半島にどんどん来てくれ。そういえばR1250RSについて書くんだったっけな、このブログ。

 

(おわり)