貧乏人のBMWモーターサイクル

貧乏人がBMWのバイクでツーリング行ったりするブログ

エクスプローラージーンズには旅をさせよ

 クシタニの看板商品にエクスプローラジーンズがある。

レザージーンズでありながら高い撥水性を持ち、かつ洗濯機に放り込んで選択できるという特徴があり、メンテナンスに気を遣わず気軽に履けることがウリの製品である。

実際、ライディングパンツはこれ一品あればほかは何もいらないと言っても過言ではない製品である。かく言う私も、購入してから五年以上、インナーとの組み合わせで真冬から真夏まで、晴れの日から雨の日まで、全てのシチュエーションで履き倒してきた。

雨の日もレインウェアを着ずにこれ一本で駆け抜け、シーズンに1回専用洗剤を使って洗濯をし、また履き倒して……、を繰り返していると、当初ブラックだった色も気づけばねずみ色になっていた。

五年以上履いている筆者のエクスプローラジーンズ

色落ちはしているものの、本体は全く問題なく、むしろ自分の体に馴染みきってもはや第二の皮膚とすら思えるレベルだ。しかしながら、いくらウォッシャブルといえど幾多の洗濯を繰り返したことにより、表皮もカサカサになってきている様子である。

カサカサ

そこで、再染色に出すことにした。

新規購入すれば税込み72,000円だが、染色なら10,000円以下である。それに、せっかくの革製品なんだから、どうせなら長く使いたい。

オンラインストアから郵送することもできるようであるが、近所にクシタニのショップがあるので直接持ち込んで依頼することにした。

最長で10ヶ月かかると聞いていたが、6月末に預けてから約半年後の12月末に再染色完了の知らせ。

 

そして、長旅から戻ってきたエクスプローラジーンズの姿が、こちら。

復活のエクスプローラジーンズ

革らしい光沢としっとりとした手触りが完全復活。色味は新品の時よりも濃くなったが、これも味があって素晴らしいと思う。

何より、再染色したら染料で黒くなってしまうと説明を受けていたステッチがゴールドのままだったのは、なんとも嬉しい誤算である。

ステッチの色は元のまま

むしろ、再染色前より明るくなっているような気さえ……。

もちろんサイズ感の変化もまったくなく、履き慣れた自分のエクスプローラジーンズのままである。変にこわばっていたりすることも一切ない。見た目と質感以外が全てもとのままで、強くてニューゲーム状態である。

なお、再染色にかかった総費用は9,900円(2025年時点)であった。決して安いとは言えないが、製造元がしっかり直してくれるという安心感を考えると、納得のいく金額だと思う。

 

エクスプローラジーンズ自体は高額で、おいそれと手が出せる値段ではないが、そうは言っても大手メーカーのライディングパンツは1~2万円は普通にするし、基本的に補修はできない。

そう考えると、革という安心感と使えば使うほど馴染む性質、防水性、そして革製品でありながらカジュアルな見た目で、かつ補修により無限に使えるこのエクスプローラジーンズは、長期的なコストは決して高くないどころか、むしろ破格だとすら思えてくるほどだ。全バイク乗りが必ず1本、いや、これだけ持っていればいい商品である……と思う。実際、泊まりのツーリングでも私はズボンはエクスプローラーだけしか持っていかない。

再染色で何度でも蘇るからこそ、気軽にカジュアルに履いていける、それがエクスプローラジーンズなのである。

 

念のためですが、クシタニからは1円ももらっていません。

 

(おわり)

 

四年目のR1250RS

 R1250RSが納車されてから四年が経った。

四年経ったにも関わらず、毎年同じ時期に同じようなところに行くばかりで、なにか真新しいことをしたりは一切していない。が、それでもオドメーターだけはどんどん回っていく、そんな一年であった。

前置きに書くこともそろそろなくなってきたが、四年目のR1250RSの収支報告である。

 

昨年、こんな記事を書いた。

takayame.hatenablog.com

 

例年と同じく、本記事に記載する「維持費」とは以下のとおりとする。

  • 点検費用(消耗品交換を含む)
  • タイヤ
  • オイル
  • 修理費
  • 税金

ガソリン代やツーリングにかかった費用は除外する。

ちなみに、記事執筆時点での走行距離は40,262km

昨年の記事では31,650kmだったので、一年一万キロペースは今でも維持している。

 

もくじ

 

点検費用

四年目に行った点検は、ディーラーでの定期点検とカルダンシャフトの点検だ。

かかった費用は54,505円。ディーラーでの消耗品交換はブレーキパッドのみ。

これは別に記事にしている。

takayame.hatenablog.com

 

タイヤ

前回のタイヤ交換時から履いていたROAD6で約13,000km走行し、タイヤ交換を行った。

ROAD6

RSは重量のある方だと思うが、相当もってくれたと思う。しかしながら、タイヤ交換費用は予想をはるかに超える出費となってしまった。

takayame.hatenablog.com

タイヤ交換費用は103,605円。車検より高いんじゃないか?

 

オイル

オイル交換は2回実施した。

もちろん、Power 1 Ultimateを購入。

入れたあとの写真で恐縮です

2回分ともAmazonで購入して、11,106円。かつては5,000円以下で買えたけど、今や5,500円……。

ドレンワッシャーはまだ庫がたくさんあるので、購入せず。

オイル交換にかかった費用の合計は11,160円

 

修理費

故障はなかった。よって、0円

 

税金

250cc超のバイクは年間6,000円

 

合計

総括すると以下のとおりになる。

  • 点検代 ・・・ 54,505円
  • タイヤ代 ・・・ 103,605円
  • オイル代 ・・・ 11,106円
  • 修理費 ・・・ 0円
  • 税金 ・・・ 6,000円

 合計 ・・・ 175,216円

※ツーリングにかかる費用、任意保険料、納車にかかった費用は除く

ちなみに、昨年かかった費用は115,290円であった。タイヤ交換と車検が交互に来るのと、タイヤ代がアホみたいに高くなってしまったので、今年の維持費は昨年からかなり増額という結果になった。

 

まとめ

四年目までトラブル一切なし。もちろん事故もなし。これが最大の節約であると思う。機械である以上は当然故障もすることはあるとしても、しっかりお金をかけてメンテナンスをしておけば、未然に防ぐことができる。高額なメンテナンス費用も、全ては最終的には維持費の軽減につながると私は信じている。

そういえば、スクリーンを交換したけど、これはカスタム費用だから維持費にはカウントしない、ということで。

朝明川(三重県)の洗い越しにて

いよいよ五年目だが、特に何も変わらず走り続けることになるだろう。

しかし、何も変わらないこと以上に素晴らしいことがあるだろうか?

 

(おわり)

真冬の龍神温泉へ走る

 高野龍神スカイライン(以下、「龍神スカイライン」という)は、関西ライダーなら誰もが一度は行ったであろう有名ルートである。しかしながら、紀伊半島を南北に貫く主要な3国道(168、169、371)の中では最も標高が高いところを走る関係上、毎年12月~4月は二輪車が終日通行止めになってしまう。

高野龍神スカイライン

 龍神スカイラインは、京阪神の市街地に住んでいる私にとって、半日の日帰りツーリングにあまりにもちょうどいい距離なのだ。そのため、オンシーズンは飽きるほど走っているというのは、以前の記事にも書いたとおりである。

takayame.hatenablog.com

早朝に起きて、峠を下って、龍神温泉に入って、疲れる前に帰る……、というのは、ツーリングのネタが思いつかないときに最適なのだ。

ただ、龍神スカイラインのベストシーズンは先述のとおり5月~11月。一方、バイク+温泉が一番気持ちいいのは寒い時期である。温泉に入るときは、辿り着くまでのツーリングが寒ければ寒いほどいい(個人の感想です)。

十津川温泉であれば冬季も走ることができるが、天辻峠も通行止めにならないだけでそれなりに降雪や凍結が発生しているので、確実とは言えない。それに何より、冬の龍神温泉にバイクツーリングで入りたい。冬至の日の龍神温泉は、毎年ゆず湯もやっているし。

 そこで今回、真冬の龍神温泉にツーリングに行こうと思う。

 

 厳冬期のツーリングにあって、最重要なのはルート選びである。

冬季通行規制のある高野龍神スカイラインはもちろんのこと、国道168・169号ともに峠越え区間があり、真冬は路面への積雪も考えられことから、バイクツーリングのルートとしては適切ではない。しかしながら、白浜方面からの南回りは大幅に遠回りとなってしまう。そこで白羽の矢が立つのが、国道424号である。

 国道424号は、紀の川市から田辺市までを南北に貫く国道ではあるが、龍神スカイライン等と比べると全体的な標高が低く、路面が積雪していることが少ない。

また、阪和道の有田ICからのアクセスもよく、渋滞も少ないことから、ツーリングだけでなく、夏季の白浜~御坊の渋滞に対する裏道としても有用な道である。

国道424号

2023年の冬至のこの日、道の駅しらまの里付近の気温はマイナス一度。

この時点で路肩に残雪あり、路面はウェットだが凍結はない。

椿山ダムを通り過ぎ、龍神に近づくにつれて、周囲の雪は濃くなっていくが、路面に積雪はない。

冬場に限らず、国道424号は交通量が少なく非常に快適だ。その分、沿線施設も少ないが……。

龍神温泉に着いたあたりで雪がちらついてきた。気温はおそらく氷点下だが、路面は十分走れるレベル。

紀の川SAから2時間ほどで龍神温泉に到着。

龍神温泉

この日は冬至で、龍神温泉(元湯)は年に一回のゆず湯実施日であった。

ゆず(なんとてテイクフリー)

寒い中走った温泉が体にしみるのは言わずもがな。バイクで体が凍える→温泉で解凍される→また走って再び凍える、という流れ、なぜか癖になってくる。

 

ところが。

到着時にちらついていた雪が本降りとなり、出発の頃には橋上に積雪が発生していた。

「橋上凍結注意」の看板はよく見るが、本当に橋は路面温度が低いんだな、と今更になって実感した。

両足を伸ばして低速で慎重に走行して事なきを得た。いくらトラクションコントロールがあったとしても、凍結路の前では無力である。

しかしながら、こういうときでも不思議と「行けそう」となってしまうのがRSというかBMWのバイクの怖いところで、普通のバイクでは路面状況が明らかに不安な状況でも、安心感が違う。RSはオフ車ではないけど、酷道でもフラットダートでも不思議と怖くなく、難なく走れてしまう。裏を返せば、それが判断を遅らせることにも繋がりかねないのだが、もしものときにもある程度バイクを信頼できるというのは、やはりいいことなんじゃないかと思う。

なお、この後は普通に白浜までくだり、海沿いを走って帰った。

 

 

結局、「真冬でもこのルートなら大丈夫」という記事にしようと思っていたのに、結果的に雪道を走る記事になってしまった。国道424号も、あくまでも尾根を走るルートに比べれば降雪が少ないというだけで、山間部であることには変わりなく、降るときは降るし凍るので、そういうときは諦めるのが無難だ。

個人的な経験から言えば、国道311号の小広峠で降雪があるような場合は、424号でも同様に降雪している可能性が高いと考えている(ライブカメラへのリンクを埋め込んでおく)。

 

結論、やはり冬の山間部走行は危険(当たり前!)なので、入念な事前チェックを各自でされてください。幸い、本記事のルートは沿道にライブカメラが多く、ある程度までは路面状況を事前に確認できる。

厳冬期の龍神村

雪が降る中を走るのは、また格別の楽しさがあるのは間違いないんだけどね。

よろしければ今年の冬ツーリングの参考にでもしてください。

 

(おわり)

4年目のR1250RSとシャフトの点検とか

 ちょうど一年前、こんな手紙がBMW Motorradから届いていた。

シャフトの点検に関するお知らせ

なぜ、今この変更に至ったのかはわからないが、まあ要するにシャフトもメンテしまっせということである。

色々調べていると、シャフトのブーツ部分から浸水することにより、自在継手部分が錆びる、といったことは起こり得るらしい。

この写真だとわかりにくいが、スイングアーム兼ドライブシャフトの中間にある蛇腹の部分である。ゴムになっており、ここから浸水する?

私自身、洗車やらの際に目視では点検しているものの、さすがにバラして直に確認する勇気はなく、4年目に至るまでファイナルドライブオイルの点検以外は全くノータッチの状態であった。メンテナンスフリーとは言うが、自転車に混じって駐輪場に屋外駐車している身としては、ゴム製パーツは劣化が心配な頃合いである。

なので、4年目の12ヶ月点検に合わせ、シャフトの点検もしてもらうこととなった。任意項目とだけあって、費用はユーザー負担である。物価暴騰のこの時代、気になるのはバイクの状態よりもコストである。

 

そして、明細がこちら。

シャフトの点検費用は12,375円、定期点検費用は27,500円であった。消耗品類はリアブレーキパッドを除き、まだ交換時期未到来ということで交換せず。

シャフトの点検はさておき、驚くべきはブレーキパッドで、パッド1つの単価が10,000円オーバーとなっており、物価高騰と円安のダブルパンチが貧乏人の財布に強烈な一撃を打ち込んでくるのがよくおわかりいただけると思う。

ちなみに、ドライブシャフトは「異常なし」であった。年中屋外駐車でろくなメンテナンスをしなくても、4年4万キロでなんの問題もないのは、このバイクの信頼性の高さを物語っているのではないかと思う。

これまでの繰り返しになるが、「外車のバイクは壊れそう」と思っている方、安心していただきたい。ことBMWに関しては、全く問題ないと断言できる。運用コンディションは平均より下の私が言うのだから間違いない。

 

さて、そんな私のRSの走行距離はまもなく40,000キロに到達しようとしている。

1年1万キロペースで積み上げてきたことになる。ここまで目立った不調もなく走り続けてこられたのは本当に嬉しい限り。

新車価格も軒並み右肩上がりで、RSの次にBMWのバイクに乗り換えることが果たしてできるのか、今から不安になってくるレベルであるが、引き続き、BMWのバイクライフは満喫するつもりだ。

ブログの中身は、お察しください。4年目になると、もはや大したネタもありませんので。

 

(おわり)

 

R1250RSのスクリーンを交換する

 R1250RSには、スポーツ走行を邪魔しない程度のサイズのスクリーンがついている。

メーカーのページには特に記載がないが、実は2段階の高さ調節も可能だ。

しかしながら、ツアラーとして高速道路を長距離巡航する際には、やや力不足感も否めない。

今回、純正よりも大きいスクリーンへと交換したので、記事に残しておこうと思う。

 

もくじ

 

R1250RSのスクリーン

純正のスクリーンは、やや小ぶりな透明のスクリーンであり、スポーツ走行を妨げず、かつツアラーとしての最低限の快適性を両立させるためのものといった印象だ。

純正スクリーン

実は二段階の調整が可能だが、上げても下げてもそこまで大きな違いは感じない。風が当たる箇所が胸から肩になる程度のものである。

それでも必要十分ではあるのだけど、「大きいスクリーンに換えたら風切り音がしなくなって快適なのでは?」という安直な思考から、今回、交換することにした。

 

スクリーン選び

選ぶといっても、選択肢はあまりないのが外車の常である。

交換の趣旨に沿わないショートタイプと、クリップで挟む後付けタイプはダサいので除外すると、いつものワンダーリッヒかプーチくらいしか残らない。

今回は、ワンダーリッヒのスモークタイプに決定。

www.parts-accessory.jp

こんなよくわからないアクリル板が38,500円である。

次は、もとからスクリーンがでかいバイクかネイキッドに乗ろうかな……。

 

注文したら届くのに一ヶ月ほどかかった。

付属品はペライチの説明書(日本語なし)と、取り付けるためのネジ等のみ。

並べるとこんな感じ。

純正スクリーンとの比較

スモークということもあり、かなりの存在感。商品ページによると、純正+14cmとのことである。

質感は悪くないけど、仕上げは明らかに純正スクリーンの方が良い。特にフチ部分の加工は純正のほうが遥かに高級感がある。ワンダーリッヒのが悪いというより、純正スクリーンの完成度が相当高いということだろう。よく見たらかなり複雑な形状をしているし、よく出来ていたんだなと今更ながら思った。

さて、スクリーン交換で一番気になるのは、車両の外観が崩れないかどうかだが、果たして。

(風防効果第一で選んでおいて何を今更、といった感じではあるが…)

 

取り付ける

取り付けは簡単で、ゴムワッシャーをはめてネジ止めするだけ。

ちなみにBMW純正のトルクスネジは、その一本一本に至るまでBMWのロゴが刻印されており、それだけで所有欲を満たしてくれるほどであるが、本品に付属しているのはなんの味気もない鉄の黒いネジであった。ワッシャーも特に加工がされているわけでもなく、屋外保管の筆者的には錆が気になるところ。

ちなみに、RSのスクリーンステーには穴が2つあり、取り付けの段階で5cmほど高さ調整をすることができる。

車両側のスクリーン取付穴

純正スクリーンは高い方で固定されている。今回はできる限り風防効果を高めたかったので、同じく高い方で固定した。

ネジ止めするだけなので、10分くらいで作業完了。

 

外観チェック

取り付けると、このようになる。

うーん。良くもないが、悪くもないといった感じだ。決してカッコよくはなっていないし、どうしても目立つ。これよりも大きければ悪目立ちしてダサい領域だと思うが、ギリギリ許容範囲と言えるかな。まあ、こればかりは事前から予想できたことであるし、仕方ない。ちなみに、写真は下げた状態である。

側面からはこんな感じ。

側面から見るほうが案外悪くないかもしれない。

先ほどは純正と比較してややくだした書き方をしたけど、いざ車両に装着してみると高いだけはあって不思議と一体感はある。

ちなみに、以前移設したナビステーとはまったく干渉していない。

コックピットビューはこんな感じ。

下げた状態

これが下げた状態。外観とは打って変わって、またがって操作しているときはなんの違和感もなく、視界の邪魔にもならない。スモークであることの影響は感じない。

上げた状態

上げるとさすがに主張が激しくなるが、これでも大きな影響はない(外観は悲惨であるが)。

 

効果

さて、気になるのは効果の程である。

まず、下道を走っているだけでも明らかに風の流れる位置が変わったことは感じることができる。下げた状態でも、純正の上げた状態より更にもう一段高い位置を風が流れていく印象(私の場合、ヘルメットの上半分くらいの感覚だ)。高速道路でも、直接風を切る音から巻き込み風の音だけに変わったような印象を受けた。

さらに、上げた状態では相当な防風効果を発揮する。一般道では過剰とも言える防風効果を発揮し、風を切って走っている感じは全くなくなる。高速道路では、少し頭を下げると風の音は全く聞こえなくなり、エンジン音がよく聞こえるようになる。

 

さて、一応期待した効果はあったので私はよしとするが、これを「いい」と感じるかどうかは人の好みによるなと思う。案外、純正の小ぶりなスクリーンでもそれなりの防風効果を発揮していたので、バイクで風を切って走るのが好きな人は全く交換する必要がないし、むしろ逆効果になってしまうと思う。RSの純正スクリーンは小さいようで、不快な風のみをカットし、心地よい風だけを感じられるように、ちゃんと仕事をしていたのだ。

確かに「体で受ける風圧が下がって、風切り音が少なくなる」というメリットは大きいけど、その2つの事項が本当にデメリットでしかない要素なのかということについては、話が違ってくる。体で風を受けることも、ヘルメットで風切り音を聞きながら走るのも、それもまたバイクの味であり、楽しさであることには違いない。

大ぶりスクリーンは、ロングツーリングや高速巡航での快適さと引き換えに、バイク本来の楽しさというものを一定スポイルしてしまっているような、そんな感覚を抱いた。

ちなみに、メッシュジャケットを着て走る真夏は当然、クソ暑くなります

 

あとがき

なんか愚痴ばかりになってしまいましたが、普通に満足しているので、交換してよかったと思います。バイクに何を求めるかは人それぞれなので、どこまで行っても個人の感想に過ぎませんし。

池原ダムにて

夏場は暑いということは、裏を返せば冬場は相当な効果が発揮されるということなので、シーズンを通して効果を検証していきたいところ。まだ、新東名のロングランとかもやっていないので、一通り走ればまた違った感想があるかもしれない(なにかあれば追記します)。

これでRSで手を加えたいところは一通り完了したので、今後は細々と維持しながら時たまツーリングに出向くぐらいかな。マフラーとか交換しだすとキリがないし、現状全く不満のないバイクであることには変わりない。それに、あくまでもツーリングが主であってバイク本体は従なわけであるし。

あと、純正スクリーンは優秀なので、もしRSに乗っている人で試したことがない人がいたら、上げて走ってみてください。冬場でも全然大丈夫です。

 

(おわり)