ちょうど一年前、こんな手紙がBMW Motorradから届いていた。
なぜ、今この変更に至ったのかはわからないが、まあ要するにシャフトもメンテしまっせということである。
色々調べていると、シャフトのブーツ部分から浸水することにより、自在継手部分が錆びる、といったことは起こり得るらしい。
この写真だとわかりにくいが、スイングアーム兼ドライブシャフトの中間にある蛇腹の部分である。ゴムになっており、ここから浸水する?
私自身、洗車やらの際に目視では点検しているものの、さすがにバラして直に確認する勇気はなく、4年目に至るまでファイナルドライブオイルの点検以外は全くノータッチの状態であった。メンテナンスフリーとは言うが、自転車に混じって駐輪場に屋外駐車している身としては、ゴム製パーツは劣化が心配な頃合いである。
なので、4年目の12ヶ月点検に合わせ、シャフトの点検もしてもらうこととなった。任意項目とだけあって、費用はユーザー負担である。物価暴騰のこの時代、気になるのはバイクの状態よりもコストである。
そして、明細がこちら。
シャフトの点検費用は12,375円、定期点検費用は27,500円であった。消耗品類はリアブレーキパッドを除き、まだ交換時期未到来ということで交換せず。
シャフトの点検はさておき、驚くべきはブレーキパッドで、パッド1つの単価が10,000円オーバーとなっており、物価高騰と円安のダブルパンチが貧乏人の財布に強烈な一撃を打ち込んでくるのがよくおわかりいただけると思う。
ちなみに、ドライブシャフトは「異常なし」であった。年中屋外駐車でろくなメンテナンスをしなくても、4年4万キロでなんの問題もないのは、このバイクの信頼性の高さを物語っているのではないかと思う。
これまでの繰り返しになるが、「外車のバイクは壊れそう」と思っている方、安心していただきたい。ことBMWに関しては、全く問題ないと断言できる。運用コンディションは平均より下の私が言うのだから間違いない。
さて、そんな私のRSの走行距離はまもなく40,000キロに到達しようとしている。
1年1万キロペースで積み上げてきたことになる。ここまで目立った不調もなく走り続けてこられたのは本当に嬉しい限り。
新車価格も軒並み右肩上がりで、RSの次にBMWのバイクに乗り換えることが果たしてできるのか、今から不安になってくるレベルであるが、引き続き、BMWのバイクライフは満喫するつもりだ。
ブログの中身は、お察しください。4年目になると、もはや大したネタもありませんので。
(おわり)